ねごぶろぐ

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バレンタインの夜、花束を手に天王寺の街を駆け抜けた話

ブログ開設から2つ目の記事ですが

早速黒歴史を穿って*1行きましょう。

 

今から約二年前、ジャグリングの関係で、舞台の裏方としてお手伝いすることになりました。主に大道具を担当しており、舞台セットを作っていました。

劇中には街中のシーンがあるため「花壇」を制作する事になりました。今ではある意味忘れられない花壇となりましたが、話を続けます。

もちろん材料の買い出しも裏方の仕事、沢山の造花が必要となりました。

私は100円ショップで造花を扱っている店舗を知っていたので、自ら立候補して買い出しを担当しました。当時1月下旬です。

舞台本番は2月末なので、あまり時間のない中、スケジュールが合ったのは2月14日でした。そう、バレンタインデーです。

そして、先程言っていた100円ショップがあるのは天王寺阿倍野、近くには展望台がある「あべのハルカス」や学生カップルの巣窟である「キューズモール」もあり、超デートスポットと言って良いんじゃないでしょうか。しらんけど

学校が終わり、その魔境に到着したのは午後10時、ピークです、もうピークでした。

その「異性と手を繋いでいないと人権が無い」みたいな空間の中で、私の両手にあったのは色鮮やかな花束でした。

約80本の鮮やかな花を持っている一人の男性、もう「告白しようとして失敗した人」「異性の目を気にし過ぎた人」みたいな感じになっている気がしました。気にし過ぎかもしれませんが、女子高生の声で「えっヤバ」と聞こえてきたのは幻聴であって欲しいです。

必死に隠そうとしても両手で花が咲き乱れています。そこそこ人が乗っている電車に乗った後の事は何も覚えていません。

舞台自体は無事成功しました。今度花を用意する時はAmazonを使おうと思います。

 

それではまた

 

*1:ほじくって